写真の趣味2015年05月01日 18:26

私は1970年、高校生の時に一眼レフカメラを親に買ってもらってから、写真を撮るのが趣味になっています。
それを知る会社の友人等は「良い趣味だなぁ、俺もやってみようかな」と相談を持ちかけてくることが多くあります。

しかしながら少しアドバイスをしてから、実際に趣味にした人は居ないようです。その主な理由は「何を撮って良いのか分からない」という事らしい。
まあ、諦めは早い方が良いので、賢明な判断でしょう。

私は何を撮りたいか、初めは新聞や雑誌などの写真を見て、これと同じものが撮りたいと言うのが動機でした。
そして、同じと言うよりも似たものも撮れない経験から、どうやったら良いのかを考え始めるわけです。
そして段々と同じような写真が撮れるようになり、次はその応用編で自分のアイデアを入れた写真を撮って行くわけです。
その確認のためには、出来るだけ数を多く撮る事が知識と経験を伸ばす手はないわけです。

写真の醍醐味は、「一瞬を切り取ること」と「眼で見たものを記憶ではなく、写真で表現・再現出来る」事です。

写真を趣味として始めたい人へのアドバイスは2つ、「良い写真を多く見て、自分が撮りたいものを見つける事」・・・今はインターネットで色々な写真を参考にすることが出来ますよね。もう1つは「出来るだけ多く撮影してみる」・・これも今はデジカメの時代ですから、多くの枚数を撮影して、直ぐに結果が見られますから便利です。モニター一杯に表示させるのがお勧めです。昔、サービスサイズのプリントでは良さが分からなかったのが、四つ切りに大伸ばしすると、全く印象が変わったものです。

カメラについては、スマホのカメラから初めても十分です。コンパクトカメラ、フォーサーズ、小型からフルサイズのデジタル一眼まで色々な選択肢が有りますが、いつも携帯出来るカメラから気軽に始めれば良いのです。

色々と撮影してくると、それぞれのカメラのタイプで、使いにくいとか、遠くのものを写すための望遠レンズが必要だ、と言う事が分かってきますので、その時に考えれば良いんです。
世間で言われ一番良いカメラやレンズを買っても、良い写真が撮れる訳では有りません。撮って行く中で適切なカメラやレンズを使うのです。

ピントや露出も、今は自動的に合わせてくれるので、心配無用です。撮るにつれて、自分の撮りたい写真の絞りやシャッタースピードはどうなのかを勉強すればよい。これはカメラ雑誌を買って知識を増やしましょう。