仕事が出来るって言う意味が、分かった2014年08月21日 12:12

2012年10月以来、久々の投稿です。
この間に定年となり、再雇用で同じ会社、部署で働き始めて、気が付きました。
嘱託と言う位置づけで、昔は課長、部長を経験した事は忘れて、担当と同じ仕事をしています。
今までは、目標遂行の責任、活動や部下への指示や指導をする立場でしたので、担当者としての視点は有りませんでした。

ここで1担当者として仕事をしてみると、周りの担当者の約3倍の速度で仕事が出来てしまうから、余裕たっぷりです。一体、この違いはどこから来るのか?じっくりと観察して考えてみました。

当たり前ですが、経験の要素が一番大きい。それも、担当者として同じ年数が経ったとしたら、これだけの差にはならないでしょう。
課長、部長となるにつれて、より広い分野と責任で、的確かつ迅速な判断力や実務能力が求められます。

この経験により、担当者に比べて3倍のスピードの違いが出てきたのでしょう。もっと上の立場であれば、更にスピードアップ出来たかも知れません。

例えば、50キロで走行している車に、150キロの速度で近づいていくと、相手の車はほぼ停車しているように感じられるのと同じです。

では、担当者が同じスピードで仕事が出来るようにするには、どうしたら良いか?
或る業務について、同じアウトプットを短時間に出すという、時間設定を自らに課すことから始めれば良いでしょう。

そうすると、今までの業務のやり方で、無駄や回り道をしていた事に気が付くはずです。

目標は明確に定義し、到達地点から、現時点を見て、最短経路と処理に必要な書類や情報を効率的に得る方法を、着手する前に考えることです。
着地点の定義が不明確ですと、到達しても間違っていたりして、やり直しと言う無駄がでますし、経路を考えずに走り出せば、回り道や出口の見つからない迷路に入ってしまう事も考えられのです。

これがすべてでは有りませんが、一番分かりやすい部分と思います。

毎日、先輩や上司の要求に応えるべく、多忙な毎日を送っている人達には、それどころじゃない、と言われるでしょうが、それでは人より一歩先んじた出来る人にはなれないでしょうね。
また、先輩や上司の指示が、目標を明確に定義していない場合も多いでしょう。その場合は、先ず、指示された仕事をやる。一方で、自分なりに目標の定義や作業手順をこうする、と言うイメージトレーニングをするしかありません。